2012年2月27日月曜日

スクリプトの実行時間を計測する

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Dart VMでDartスクリプトを実行するときに --time_all オプションを付けると実行時間の詳細が項目別に表示されます。

実行例を見てください。
$ dart --time_all pi.dart
pi = 3.141603
Script Loading :  281 micros.
Snapshot Creation :  0 micros.
Isolate initialization :  23031 micros.
Function compilation :  4654 micros.
Bootstrap of core classes :  83 micros.
Total runtime for isolate :  189878 micros.
それぞれの実行時間について、フラグを指定することで個別に出力することもできます。
  • time_all:個別のすべての実行時間を表示する
  • time_total_runtime:全体の実行時間を表示する
  • time_bootstrap:コアクラスのブートストラップ時間を表示する
  • time_compilation:関数のコンパイル時間を表示する
  • time_isolate_initialization:分離の初期化時間を表示する
  • time_creating_snapshot:スナップショットの作成時間を表示する
  • time_script_loading:スクリプトのロード時間を表示する
今回使用したコード(pi.dart)はこちら。
main() {
    double x = 1.0;
    double sign = 1.0;
    for (int i = 1; i <= 100000; i++) {
        sign *= -1; 
        x += sign / (2 * i + 1);
    }
    print("pi = " + (x * 4));
}


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