Dartium を使えば Dart をWebブラウザ上で試すことができます。現在のところDartiumのLinux版とMacOS X版のバイナリーが公開されていて、Dartの公式サイト内にある Chromium with the Dart VM のページからダウンロードすることができます。Windowsでも自分でビルドすれば動くと思いますし、遠くないうちに提供されるのではないかと思います。
Dartium を起動するとこんなかんじです。
Chromiumとほとんど変わりません。aboutの画面はこんなかんじです。
Dartのサンプルに含まれている dart/samples/hi を表示してみましょう。Dart VMが組み込まれていない通常のChromeですとこうなります。
Dartiumですとこうなります。
Dart言語の部分のコードはこうなっています。
#library('hi'); #import('dart:html'); main() { document.query('#status').innerHTML = 'Hi, Dart'; }このサンプルから呼び出されている dart.js のコードを見ると、JavaScriptからDartのコードを開始していることがわかります。該当部分を抜粋したものが次のコード片です。
if (navigator.webkitStartDart) { navigator.webkitStartDart(); }navigator.webkitStartDart() を呼び出すことで、Dartのmain関数が呼び出されるようです。
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