dart:domからdart:htmlへの移行にあたっては、緊急避難として "$dom_古い名前" という形式のメソッド(例えば、Node.childNodes は Node.$dom_childNodes)としてdart:htmlライブラリ内に残されますが、いずれ消えることになりそうです。
今後は、dart:domの代わりにdart:htmlを使用します。dart:htmlの使用方法については Improving the DOM が詳しいです。簡単に説明すると次のように使います。
- HTMLElementのようなHTMLXxxという名前の代わりに、単にXxxとなっています(例:Element、AnchorElement)。ちなみにSVGXxxはそのままSVGXxxです。
- ノードを取り出すには getElementById などに代わって、Document.query と Element.queryAll という2つのメソッドを使います。
- コレクションはDOMのものではなく、DartネイティブのListやMapが使われます。
- 新規の要素を作るのにdocument.createElementとする必要はなく、Element.tag と Element.html コンストラクタを使用します。(例:new Document.tag('a') )
- イベントは Document.on で取得した ElementEvents に設定します。
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