2012年2月29日水曜日

Dartにおける論理型(boolean)の扱い

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Dartの論理型(boolean)は、他の多くのプログラミング言語と同様にtrue(真)とfalse(偽)の2つの値から構成され、型はboolです。

また、論理型以外の型は、必要になると自動的(暗黙的)に論理型へと変換されます。例えば if 文などの条件式では論理型しか受け付けませんが、そこに論理型以外の値をとる式を書くと論理型に変換されます。

論理型への変換ルールはとても単純で、true 以外のすべての値は false になります。
if (1) { print('これは表示されません。'); }
else   { print('1はfalseに変換されます。'); }
if ("abc") { print('これは表示されません。'); }
else       { print('"abc"はfalseに変換されます。'); }
これは他の多くの言語と異なりますので注意しておいた方が良いでしょう。

ただしこの説明は、現時点での最新版の仕様であるバージョン0.07に基づいたものです。いくつか変更の要望も出されているようですので、今後変更になるかもしれません。

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