2012年3月11日日曜日

プロダクションモードとチェックモード

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Dartのコンパイルと実行には、プロダクションモードとチェックモードがあります。夫々次のような特徴があります。

プロダクションモードチェックモード
静的型無視(Dynamic)チェック
動的型チェックなしあり
assert無視有効
優先事項起動時間、実行速度潜在的な問題の検出
デフォルトV

プロダクションモードでは、プログラムの実行を継続できないエラーが発生しない限り、なるべくエラーを無視してそのまま実行を続けようとします。また、できるだけ速く実行するために、型のチェックなども行われません。

一方チェックモードでは、バグの原因と考えられる問題をなるべく早く検出するため、静的な型のチェックだけでなく、動的な方のチェックやassertによるチェックも有効になります。

したがって、開発時はチェックモードを、リリース時はプロダクションモードを使用しましょう。どのVMもデフォルトはプロダクションモードなので、開発時にチェックモードにする意識さえあれば良いはずです。


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